2012年7月21日土曜日

田代先生からのメッセージ

同窓会当日、ご参加いただいた先生方からお一人づつお言葉をいただきました。
今回参加できなくなった田代先生からメールでメッセージをいただいており、会場で紹介させていただきましたが、時間の関係上、端折らせていただきましたので、この場を使って全文紹介させていただきます。

 旧12組担任の田代です。 
出席楽しみにしていたのですが、申し訳ありませんがよんどころない事情が出来てしまい、欠席に変更をお願いします。誠に申し訳ありません。

 五年前に茨木高校を最後に公立高校を定年退職しそれから再雇用でしばらく勤めましたが、退屈な会議出席などに縛られる生活耐えがたく、与えられた期限を全うしないまま関西大倉高校という私立学校の非常勤講師になりました。 
非常勤講師なので給料は大幅ダウンしたものの与えられた「自由」という蜜の味にはあらがいがたく、やがてさらなる「自由」を求めて65才を機に教職から引退することにしました。即戦力とおだてられ、若い人と比べれば勝手気ままに働かせてもらったのですが、やはり残り少ない余生をもっと「わがまま」に生きたいと思ったからです。 それに高齢者が居座ることの弊害も考えました。

 今はある大学から委嘱されている入試問題の作成だけを残しています。これなら若者の職を奪うことにはならないでしょう。これからの高齢者は若者がいやがるニッチ的な仕事や、若者には簡単にはできない仕事やボランティアに携わる生き方もあるのかな、と思ったりします。 

 4人いる孫の一人は来年高校入試です。ぎょええです。月日のたつのは恐ろしいものです。私は多少失敗しましたが、皆さんは油断することなくいい年輪を重ねてください。

 今後は趣味のフルートやテニスを復活させようかと思っています。また若い頃少し経験したカヌーの味も忘れがたく、今年の夏は釣り糸たれながらの淀川川下りに挑戦しようと思っています。また毎月、同好の士とともに古典も読んでいます。(20年以上も続いています。)現在は「讃岐典侍日記」に取り組んでいます。もしよければ参加してください。

 12組の諸君。お会いできず残念です。もしクラス同窓会を開くなら一度声をかけて下さい。

 幹事の皆さん、ごめんなさい。ながながと書いた近況、もし時間の都合がつけば当日ご披露くださればありがたいと思います。会の成功を祈ります。 

田代武久